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ひたすらプレス裁断する一日になっています。

みなさんこんにちは。
大型台風が来ていますので、お互い自身の命を守る行動をしていきましょう。
幸いにも、今のところ当社工場のある地域は、大事無く済んでおります。
雨が強いですが、そのような情報と、外の雨風の音に耳を傾けつつ、
静かにプレス裁断に向き合っています。
プレス機の音は、バンッ、バンッ、という裁断音の連続なので、静かではないのですが、
それに集中するので、
心は以外にも静かになっていきます。
ただ、一瞬の気の緩みで、裁断ミスからの不良パーツ発生、
指の大けが、に繋がりますので、集中が必要です。
革製品をお作りの方をお見受けすると、そんな集中した地道な作業が、
精巧で美しい製品を生み出すということ、本当に理解できます。
プレス裁断は、かなりの単純作業の膨大な積み重ね。
色によっては、10万枚とか・・・、結構な数です。
ありがたいことに、高齢の社長が手伝ってくれます。
先ほど、心静か、とか書いてしまったのですが、実は時間が経てば経つほど
頭の中がうるさくなってきます。私は。
集中はするのですが、人間なので、頭の中で色々と考えてしまうのです・・・。
雑念?
こういう、単純な、時間を捧げる仕事をしていていいのか?
これからの時代、色々なものがもっと便利な機械にとって代わられるんじゃないの?
この、単純な仕事に埋没している時間ってどうなんだろう?有益なのか?
他にもっと多く利益化できる仕事ってあるんじゃないか?
よこしまな考え?
本当に、自分は、誰かの役に立っているのだろうか・・・?
そういうことを考える自分って、何様だ?
まあ、実際、そんな深刻ではないのですが、頭の中がグルグル。
でも、私が思うに、
作り手さんが大変なこと、面倒なことを手伝ったりして、
便利なサービス、欲しい革を、自分ができる限りで用意していければ、それでいいのです。
それしか出来ません。
そういうことを感じて、しっかり考えて、動いて、涼しい顔で汗をかく。
今はそれしかできないし、
有り難いことに、お声がかかる十分なお仕事があるだけで、今に感謝。
社長がやっている、空気を吸うみたいに仕事するって
そういうことなのでしょうか?
泥臭い物理的単純作業、いいじゃない!
考えるなど、お前何様?仕事があるだけで、もう十分でしょう。
そもそも、そんな贅沢な考えができるだけ、まだ全然余裕があるということ。
お客さんがちょっとでも楽になるなら、
それで良し!
それで終わりでいいじゃないか。
多分、機械ならそんな雑念なしで、無限に集中して作業が行えるのでしょう。
人間と機械の大きな違い。
機械は疲れないし、正確だし、無駄な思考がない。完全ストレート。
自分は機械じゃない。
だとしたら?
ちょっとでも、お客さんが、
楽になるなら、何をしようか。
そういうことを考えて、色々やってみる。
で、気に入って頂ければ、
それで、良し!
今日はごちゃごちゃ考えてしまいました・・・。
案外雨の日って、こうなりますね。
それでは。
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栃木レザーは革の素顔が見える。


こんにちは。
今日も厚い革を漉きました。
お預かりさせて頂くクラフト用の繊細な革はもちろん加工するのですが。
当社では、こういう荒々しい革を多く加工しています。
栃木の革も色々ありますが、私は個人的には、こういう生々しい革が結構好きです。
ただ、こういった素の状態のヌメ革は、牛が生きてた時の
表情がそのまま残っています。
またヌメは、汚れ、キズがいとも簡単につきます。
工業用ならあまり問題ないのですが、こういう個性的な革を利用して
クラフトされる場合、革生地のキズ、シワ、血筋、などを楽しむという
感覚が必要になります。それは作るときも使うときも同じだと思います。
革の生き様を愛でる感じ。
生き物が生きていた時の動き、立体感、個体の歴史がしっかり革に残っています。
だから、栃木レザーからは色々な想像をかきたてられます。
若くてすっきりしたしなやかな革もいいけど、
年季の入った固いすっぴんをいつもありがとうございます。
タンナーさんに感謝致します。
それでは!
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井戸の部材 巻革、サブタ

みなさんこんにちは。
写真は、手押し式井戸ポンプ用の巻皮(長い方)、サブタ(カルタみたいな小さい方)という革部材です。
革はこういう場所(ポンプ)にも使われています。
昨今、台風などの災害が多く、千葉県でも大規模な停電が発生。
本当に大変なことです。
そんな時、自分にできることはないか、考えてしまうのですが・・・、
なくはない。それは仕事の中にありました!
災害などで電気や水道が止まった場合、手押し井戸があると大変助かるそうで、
井戸関連の業者さんや製作所さんに昨今井戸の設置依頼が多く、その部材の
ご注文が継続して当社にもあります。
とてもありがたい、と同時に、上記のような場面で少しでも間接的にでもお役に立てれば
これは本望ですね。
多脂レザーは適度に水分をはじく、
水分を吸ったときに柔らかく膨張する、
また、乾くと締まる。
そういう素材特性がポンプに必要不可欠とのことです。
ただ、厚みの精度ブレなく生産しないと道具にフィットしない為、
加工時は注意が必要です。道具を製作する職人さんは、結構そこは厳しくご指摘されます。
私としては、日々精進するのみです。
お役に立てることを、コツコツ小さいことから丁寧に。
それでは。
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経年変化した革の端切れです。

みなさんこんにちは。
写真は今年4~5月くらいに販売させて頂いていた、エイジングした端切れ革です。
生地はそれぞれ小さく見えますが、大体全部で50デシくらいはあります。
お値段は1000円~1500円くらいで販売させて頂いておりました。
ワイルド感のある端切れなので、キズ、シワが多く含まれる生地ですが、
個性的な生地でそういう部分を利用して小物をお作りになりたい方
におすすめです。
キーホルダーや、革プレートの刻印用としても良いかと思います。
当社では、夏以降、ボートの持ち手に使う革を裁断した後の端切れで
こういうものが出てきます。
軽く水拭きして風通しの良い部屋に数か月~半年放置する。
オイルはできるだけ使わないようにする。
あまりに乾燥して、ゴワつきが出たときのみ、オイルを薄く塗る。
やることはそんな感じです。
端切れの為、大きい生地は少ないし、縁の革なので、シワ、キズもあります。
そして日焼けしています。させています。
ただ、使い方によって有効活用できます。
いい生地のモノをできるだけ選んで準備します。
大体30~50デシくらいになるようにまとめて、
お好きな厚みにそれぞれ漉いてお渡しできればと考えています。
例えば約10デシは1~1.2ミリ、約20デシは1.3~1.5ミリ、約20デシは1.8~2.0ミリとか、ご指定で。
また準備が整ったら皆様にお伝えしていきますね。
それでは!
