2019年7月

  • 革端切れを有効活用していく為に出来ること。

    こんちにちは。

     

    革屋さんはいつも生地を切り出したあとの端切れをどうしようか

    考えていると思います。

     

    布のように均一な生地であればいいのですが、革は自然の産物だから

    厚みも違えば、皮膚だった頃の名残りがちゃんと残っています。

     

    それがいいのですが、製品化する際、ワイルドな部位は残ってしまいます。

     

    でも、それがいいという方もいらっしゃいます。

     

    皮だった頃の日焼け、キズ、革は生地なのですが、

    同時に皮膚なんです。

     

    栃木レザーは特に皮らしい革です。

    匂いが好きという方もいます。

     

    端切れは小さいパーツやキーホルダー、タグとして活用しています。

    また当社に来て頂いた方に、お分けしていたります。

     

    欲しい方はお声お掛け下さい。

    選んで頂きます。

     

    それでは!

     

  • 愛知県で裁断加工をしたい方の為のプレス機。

    こんにちは。

     

    このところ、裁断加工のご依頼があります。

     

    大変有り難いことに、こちらのWEBサイトをご覧頂き、愛知県だけでなく、

    東海地方以外の遠方からもご依頼頂けるようになりました。

     

    小口のご依頼、多く頂いております。

     

    確かに十、百の単位でも手作業であれば大変です。

     

    あと、革以外でも異素材、プラスチック板、紙、あと不織布、合成皮革

    などのご依頼もあります。

     

    クリッカー(プレス機)をお持ちの業者様が、お近くでおみえでなく、

    当社までご依頼頂いたケースもあります。

     

    数十~数百でも、万単位でも、お役に立てましたら、お仕事させて頂いております。

    納期はその都度ご相談させて頂いてますが、

    スポットのご依頼の場合でも、お仕事頂いてから遅くても1~2週間で

    対応させて頂く方針でやっています。

     

    金型、お持ちならお借りして、裁断します。

    なければ作成業者のご案内も致します。

    金型作成は形や大きさ、ポンチ穴等あるなしで金額が変わります。

    例えば、携帯電話サイズくらいのものだと、数千円~1万円程度。

    ただ、小さい穴などを開ける場合は、穴一個数千円程度プラスになってきます。

    作成期間は型の作成個数にもよりますが、長くて大体、2Weekというところでしょうか。

     

    金型作成費用は、形状、大きさ、でかなり変わりますので、

    一概にいくらというのは、金型屋さんにデザインを見てもらわないと分かりませんが、

    業者さんによってはPCデータでなくても方眼台紙に書いた型紙等でも大体の見積はOKです。

     

    継続的にある程度、例えば100個以上等、作成するなら金型あってもいいかもしれません。

    作成が数個なら、費用がかかりすぎるので、おすすめしません。

     

    裁断費用は、基本、その素材を裁断する時間で換算していきますが、

    当社の場合、数十、数百の小ロットの場合だと、大体1パーツ5~10円程度です。

     

    大ロットで継続的に数万とういう単位であれば、数円というように安くなります。

    同じ種類を裁断していく方が、作業は速いので、その分価格は安くなります。

     

    当社では機器を導入していませんが、現在はレーザーカッターがあり、

    PCデータがあれば、自由に好きな形に裁断はできます(素材の種類、厚さ、

    機器の出力の大きさ、切り出すデザインの大きさによって出来たり、出来なかったりはします。)

     

    が、革の場合、切断面が黒く焼けます。

    レーザーは熱で加工するためです。

    それでも問題がない製品なら、十分それでいいと思います。

    革の風合いを残したい方は金型を選択されています。

     

    プラスチックや金属などは、切断面にバリが出にくいので良い場合もありますね。

    あとは量産可能な機器かどうか、というところです。

     

    レーザーは、昔からサンプル作成や一点作成で、多く使われていますし、

    現在では安価なものも簡単にインターネットで入手可能。

    私も、個人的に小型のものを所有しています。

    ちょっとした刻印が出来る小型のものですが。

     

    金型、プレス裁断は、今の時代、アナログ、人力のジャンルになってきているのかもしれませんね。

    ただ、簡単そうに見えて、実はまあまあ奥が深かったりするんです。

     

    その辺りはまたお伝えする機会がありましたら・・・。

     

    それでは。