2019年4月

  • 栃木レザーの床革と端切れ。

    みなさんこんにちは。4月ですね!

    4月はスタートの季節です。

    来年度のランドセル生産の。

     

    もちろん最近のランドセルはほぼ受注生産なんで、

    お客さんの注文はこれから夏くらいまでで、

    ご注文があった小学生のランドセルの制作は、

    夏以降から急ピッチで始まるのですが・・・。

    当社の場合、幼稚園ランドセルの来年分の部材制作が

    始まります。大体の数量と規格は幼稚園、保育園の場合分かっていますので、メーカーさんから

    既に部材のリクエストが入っております。

    長年しっかりした製品をお作りの業者さんばかりです。

    また小学生のランドセルの部材も、スタンダードで大体の出数が見込める

    アイテムに関しては部材の加工は始まります。

     

    上の写真は、栃木レザーの床革→四画に型抜き→顔料染色

    した革です。色しっかりな感じですが、帆布等と組み合わせつつ使います。

     

    革は銀面がないとダイレクトに水分が入ります。キズにももちろん弱い。

    が、銀面があると重い、のは仕方ないですね。風合いもいいし。

    でも・・・、小さい子が背負うには、少し大変。

    だから床革(軽いので)を利用します。軽くて強い天然素材の最たるものです。

    場所はカブセ(というランドセルのフタ)の部分に使います。丘染めで生地を保護してます。

    ここはあまり荷物などの加重の影響がなく破れにくいです。

    あと床革といえども繊維のしっかりした栃木レザーなので、

    床革でもかなりの強さです。3年位の使用ならまず問題ないでしょう。それ以上でも。

     

    原厚6mmで、上3~4mmは他の製品に、

    で、床革が2~3mm。これを使う概念は通常あまりないのかもしれませんが、

    この世界に来た自分としては革の半分位を処分するのは

    あまりにもったいなく思います。

    いろんなものに使った後の端切れもあります。

    結構大きいのもあります。スチール定規は30センチです。写真は革5枚で3センチ超位、一枚6mm位です。

    コパ面は磨いてませんが、お作りの方がしっかり磨けば、さらに

    しっかりしたコパになるでしょう。繊維の密が細かいです。で、重いです。

    プレートみたいなものやコースターとかに向いているようです。

    あと少なくなってはいるのですが、工業用部材としても使用されます。

     

    工業用じゃくても、革のハードさを求める方は、こういう革好きみたいですね。

    こういったものも、キーホルダーなどに使いたいという方などにお分けしています。

     

    いい革は捨てるところがないなあ。

    というか素直に、なんか使えるよな、とか思います。

    こうじゃなきゃ、というのが業界歴が浅く何も知らない私にはないだけですけどね。

     

    それでは。