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火造りの金型について
硬くて厚口のヌメ革を裁断する際に、火造りの金型を使用することは非常に重要です。
- 火造り金型について
火造り金型とは、熱を加えながら手作業で鍛えられた金属の金型で、非常に高い強度と耐久性を持ちます。特に硬い素材の裁断において、その強度が活かされます。スウェーデン鋼の型より厚みがあり刃の高さは高くなります。 - 強靭な刃先
火造りの金型は、鋼材を繰り返し叩いて鍛えるため、刃先が非常に強靭です。このため、硬くて厚みのあるヌメ革を裁断する際にも、切れ味を保ち続け、安定した品質での裁断が可能です。金型が変形することはありません。 - 長寿命でコスト効率が良い
硬い素材を繰り返し裁断しても、火造り金型は通常の金型に比べて摩耗が少なく、メンテナンスや交換の頻度が低いため、長期間使用することができ、作成ロットがが多いものであれば結果的にコスト効率が向上します。 - 高精度の裁断が可能
火造り金型は非常に精度が高く、裁断時のズレや歪みが生じにくいため、厚口のヌメ革のような難しい素材でも正確にカットでき、製品の仕上がりが均一になります。
これらの点から、硬くて厚口のヌメ革の裁断には、火造り金型が非常に適していることがわかります。