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皮→革。

皆さんこんにちは!

 

だいぶ久しぶりの更新になりましたね。

申し訳ありませんでした。

 

工場と革を見ていて感じることとして、今年はもう少し革に関して、自分も勉強しながら詳しく皆さんに

革のことをお伝えできたらと思っています。

 

私自身、まだまだこの業界に関して無知な部分があるし、革の科学的な側面や、成り立ちを知った上で

加工をしていかないと、本当の意味で生命の一部からできている革と向き合えないと思っています。

 

とはいえ、個人的には、皮から成った革は、概しておおらかな側面があるとも考えています。

そもそも完全にコントロールってできやしない。

から面白いのかもしれませんが。

 

革は動物の皮を材料とします。

組織の精巧で微妙な構造、そして性能は自然からしか生まれ得ないものですが、

同時に常に変化していくのをいい意味で受け入れる、あきらめる、それはそういうものだと感じる、

と、楽しく風通し良く楽に接することができるようにも思えます。

 

私も革の扱いではいつもキズ、汚れにナーバスになりながら仕事しています。

 

が、結局、天然皮革の場合、シワ、キズ、シミ等は避けて通れないものです。

 

それをどう生かしていくか。

それは使う私たちの考え方やアイデアにかかっているのですが、

 

それ以前に、日々仕事していく中で間違いやミスがあった時、

まだ知らないことがたくさんあるな!とか、そもそも道具を使いこなすための精進が足りていない・・・、

と感じています。

 

なので、楽しく革を勉強するつもりで、

 

特に製革(皮を革にしていくこと)に関してお伝えしていくつもりです。

 

当社は鞣しの工程は、今は行っていないのですが、そこを理解した上でないと革の加工を

行えないので勉強します。

 

特に、ヌメクラスト革から作品をお作りの方に知っておくといいこと、などお伝えできたらいいな

と考えております。

 

では。