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分厚くて、強いヌメ革をお探しの方は革漉き屋の松本皮革有限会社までどうぞ。

皆さんこんにちは。

 

タイトルのまんまですが、当社が強い分野はこういったワイルド、へヴィーな革を

加工している工場だというところです。

 

じゃあ厚い革の場合、実際の革の原厚はどのくらいなの?といえば、5~8ミリ程度の革を扱っています。

厚い革をお探しの方、厚いのはいいけど、そのまんまじゃ使えない、という方、ご相談頂ければ

何かお手伝い致します。

 

こういった革は、スポーツ用品、工具の部品、刃物関連の製品等、強度や耐久性が必要な製品に使用されます。

繊維がギュッと詰まった固い革を特に選んで加工致します。

 

革を巻くとき「ギュー」と革が鳴きます。そんな革が当社には多いのです。

 

かなり重く、ワイルドな為、担ぐと牛の力みたいなものが伝わってきます。

原皮(なめす前の生皮)は、大体10ミリは超える厚さだということをタンナーさんから聞きました。

 

それを扱うことは、かなりの重労働だということが分かります。

厚さだけでなく、鞣す前はまだ皮に色々なものが含まれているし、

その後の鞣し工程でも、革が水分を含んでいるとかなり重いでしょう。

 

それを考えると、こういった厚い革も軽く感じます。不思議です。

 

牛の革は、鞄や靴、財布にももちろん使われますが、

もっと色々な使われ方で、人間を守っていたりするもんです。

 

なので、私の中の認識としては、

革は、強く優しく包むもの。守ってくれるもの。

気づいたら側にあるもの、です。

 

そういう風に自分もなれたらいいなあ、と革を漉きながら思いました。

 

では!